FX全般 173 view 売買ルールと相場観 読む前にワンクリックよろしく! 売買ルールと相場観(環境認識)の関係性について書いてみようと思う。この関係性は、マグロ漁に例えることができる。売買ルールは、マグロ漁に使う漁具に相当する。相場観は、マグロ漁船を操業させるポイント(海域)に相当する。また種銭ってものは、マグロ漁船の燃料とかエサに相当する。マグロ漁に使う漁具がどれほど優れていて、どれほどそれを上手く扱うことができても、そもそもマグロのいる海域に漁船がないとマグロが獲れるはずがない。これと同じで、どんなに期待値の高い売買ルールであっても、優位性のある相場環境を見極めることができなければ、売買ルールが機能しない。また別の例え方もある。例えば、狩猟だ。売買ルールは、ライフルに相当し、相場観は、狩場に相当し、種銭は、銃弾に相当する。射撃の達人がどんなに超高性能なライフルを使っても、そもそも獲物がいない場所では狩猟が成立しない。マグロ漁や狩猟において、狙う場所(ポイント)を決めるためには、視野を大きく考える必要がある。狭い視野では本質を捉えることができず、的外れな判断をしてしまうからだ。相場も同じ。相場観、つまり環境認識するときには、一番大きな時間軸を見なければならない。つまり、月足だ。ただし、月足のような大きな相場を見立てるためには、テクニカル分析だけでは不十分であり、ファンダメンタルズ分析が必要となる。そもそも為替レートというものは、2国間の金融政策の差に影響を受ける。欧米諸国の金融政策は金利操作を重視し、公定歩合が廃止された日本ではオペレーションが金融調節の主な手段となった。『金融』とは、『金を融通』すること。つまり、金を貸すことだ。市中銀行(民間銀行)が貸し出す金の量を減らすことを、金融引き締め。市中銀行(民間銀行)が貸し出す金の量を増やすことを、金融緩和。量の少ないモノは価値が上がり、量の多いモノは価値が下がる。つまり、量の少ない通貨は価値が上がり、量の多い通貨は価値が下がる。この考え方を基に、相場の大局を見立てなきゃならん。 ドル円の月足チャート 上のドル円月足チャートを見てくれ。Aゾーンでは売られBゾーンでは買われCゾーンでは揉み合いDゾーンでは更に買われた。ある考え方を駆使すれば、これらの値動きの根本的な理由が説明できる。それがマネタリーベースだ。まるで獲物が北に向かっているのか、南に向かっているのかを予測するように、長期的な為替相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、それともレンジなのか判断することができる。そして長期的には上昇トレンドであっても、更に短期足では押し目を作って上がって行き、長期的には下降トレンドであっても、更に短期足では戻りを作って下がって行く。これをテクニカル分析して、仕上げに売買ルールで仕留める。これが、俺の漁の一連の流れだ。売買ルールと環境認識は全くの別モノだ。売買ルールは教科書を作れるくらい明文化できるけど、環境認識は実戦で身に付けるしかない。これを毎週、実戦段階のコンサル生に教えている。ただし、最低限として売買ルールだけは完全に理解し、厳格に守れることが条件だ。 あ、一個書き忘れたことがある。今日の話の内容は、あくまで期待値が高い売買ルールと、大局を見極める相場観があるってことが前提だ。おそらく1000人に一人しか理解できないだろう。どんなに陳腐なものでもいい。売買ルールを構築し、どんな時でも何があっても最後まで売買ルールを徹底することができる者に向けて書いている。 読み終わったら一発ポチっと頼んます。 2020.04.22オンラインFXコンサルティング 現役FXトレーダーによる損益比率20倍のデイトレ・スイングトレード手法をオンラインサロン内で徹底指導。月間3000pipsを勝ち取るミリオンダラートレーダーの非常識な稼ぎ方。… Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it FX全般 1000, 2000, 3000, FX, pips, オンライン, ギャンブル, コンサル, コンサルティング, サロン, スイング, デイトレ, デイトレーダー, トレーダー, バルサラ, プロスペクト理論, ポーカー, 大口, 投機, 投資, 損益比率, 月間, 為替, 破産確率 コメント: 0 2023年11月3日(金)▶ 2勝 0敗 +742.8pips前の記事 2023年11月6日(月)▶ 1勝 0敗 +228.3pips次の記事
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