年間損益比率20倍|オーストラリア・ケアンズ在住のFXトレーダー

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モノの価値、通貨の価値

読む前にワンクリックよろしく!

どうしても自分で解明したいことがある。

供給される量の多い通貨は安くなり、供給される量の少ない通貨は高くなるっていう話だ。豊作の時は野菜の値段が安くなり、不作の時は野菜の値段が高くなるという原理と同じだ。

【希少価値】っていう言葉があるが、これは数や量が極めて少ないことから価値が高いっていう意味だよね。だからGOLDやダイヤモンドが高価なワケだ。

この考え方をFXの実戦で応用できないか、ずっと考えている。ジョージ・ソロスは日米の通貨の供給量を分析し、独自でソロスチャートというものを作って取引しているとかしていないとかだそうだな。

ただ俺はFXトレーダーだ。通貨の価値が高いか安いかを知るだけでは稼げない。大事なことは、通貨の価値が高くなったり安くなったりと、『変動しているかどうか』なんだ。

FXトレーダーは、為替相場に値動きが無ければ儲けることができない。高い価値で安定している通貨とか、安い価値で安定している通貨では為替相場が動かない。

だから最も大事なことは、通貨の価値が変動しているかどうかだ。そうすれば為替相場が元気よく動いてくれる。通貨の価値は、その通貨の供給量に関係するので、通貨の供給量に変動があれば、為替相場のボラティリティーを生む。

この仮説を基に、過去40年分の日本円と米ドルの供給量(マネタリーベース)を調べ上げ、それをエクセルで計算式を組んで両通貨のマネタリーベース前年比伸び率を算出してみた。個人投資家が為替相場に参入できるようになったのはまだ最近なので、実際に役立つのは過去25年分のデータがあれば十分だと思うが、おもしろいことが分かった。

値動きのボラティリティーとマネタリーベース(MB)前年比伸び率に関連性があることがハッキリ分かったんだ。もっと詳しく説明すると、日本円と米ドルのどちらか一方でも、MB前年比伸び率のプラスマイナス数値が大きくなった時、大きなトレンドが発生していた。

また日本円と米ドル両通貨のMB前年比伸び率がプラスマイナスゼロ付近の時、値動きのボラティリティーが落ち込むんだ。そして2023年8月が、まさにその状況だった。

俺の過去のトレード成績で何をやってもダメだったな!って記憶に残っている2018年6月も同様に、日本円と米ドル両通貨のMB前年比伸び率がプラスマイナスゼロ付近だった。

調べれば調べるほど、為替相場って面白い。

もう短期の取引には興味はない。大きな値動きが発生する条件がある程度解明できた今、次にいつ大きな値動きが来るのか、その初動のサインを見逃さないよう、まだまだ研究を続けていく。

あ、一個書き忘れたことがある。

今日の話の内容は、あくまで期待値が高い売買ルールと、大局を見極める相場観があるってことが前提だ。おそらく1000人に一人しか理解できないだろう。

どんなに陳腐なものでもいい。売買ルールを構築し、どんな時でも何があっても最後まで売買ルールを徹底することができる者に向けて書いている。

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