年間損益比率20倍|オーストラリア・ケアンズ在住のFXトレーダー

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平均的では勝てない

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一般社会において、平均的であることは何ら恥じるようなことじゃない。それは、一定数の人たちを特定の業務における能力の順番に並べた時に、あなたはその列のだいたい真ん中あたりにいる、というだけのこと。

やること全てにおいて秀でている人などほとんどいない。恐らくあなたは、そして俺も含めて、多くのことに平均的で、またいくつかのことにおいては平均以下であることを受け入れるしかない。

そもそも現代社会は平凡であることを『善』であるという考え方に根差している。平凡なサラリーマンは決してクビにならない。平凡な医者でも良い稼ぎを得られるし、平凡な消防士でも貴重な公務員だよね。

実際、ほとんどの職業において、平凡であることは全く問題ない。俺が思うに、人はそれに慣れているだけ。多くの人は平凡であることに満足していて、常にトップを目指す志のある人こそ稀な存在だろう。

しかし、FXトレーダーとして平均的であることは決して許容の余地はない。あなたが平均的なFXトレーダーであれば、それは金を失っているということだ。理論的にはトントンとか、若干のプラスになっているかもしれないが、いくつかの理由からそうはいかない。


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取引手数料
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あなたが使っているFX業者が呑み業者の場合は当てはまらないが、インターバンク直結で生レートを配信してくれるECN口座で取引する場合、毎回の取引には手数料が必要となる。つまり、本来はトントンになるべきFXトレーダーも、長期的には負け組となってしまうのだ。


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その他の諸経費
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FXをすることでプラスマイナスゼロになっているのであれば、実質的にトレードをすることに付随するあらゆる諸経費を「負けて」いることになる。
トレードをするために必要なパソコンの購入費用、インターネットの接続費、ディーリングデスクやチェアの購入費、そして何より、自分自身に対する給料(生活費)だ。

未熟なトレーダーが法人化するケースを見たことはないが、トレード技術が上達し、月に数百万円とか、年に数千万円を稼ぐようになったトレーダーには、なるべく早く法人化するように勧めている。個人トレーダーでは税金対策に限界があるためだ。

大きく稼げるようになった数名のコンサル生は法人化しており、それによって彼らはFXトレードを行う自分自身(自分の会社)を事業体として意識できるようになり、FXトレードをするにはあらゆる諸経費が掛かることを理解するだろう。実際、本当にそうだから。

だからこそ、トレード成績のプラスマイナスゼロは、負け組だ。


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優れたFXトレーダーはトレード回数が多い
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FXのマーケットはゼロサムゲームだ。勝ち組と負け組の合計がゼロになるという意味。平均的なトレーダーとしての中間値を計算する際の問題は、優れた勝ち組トレーダーは、平均的に、下手な負け組トレーダーよりもトレード回数が多い傾向にあることだ。

トレード技術を確立し、優位性のある相場であっても勝ち負けがランダムに分布することを理解できているのであれば、あとはトレードの回転数を増やすことで長期的に利益が増えていく。毎回のトレード結果の勝ち負けに関わらずだ。

厳格なトレード技術を確立できていない、あるいは感情に左右されて一定の売買ルールを守ることができない負け組トレーダー(フィッシュ:小魚)の対戦相手は、熟達した勝ち組トレーダー、つまり海千山千なシャーク(大口トレーダー)だ。

フィッシュではシャークに太刀打ちできない。愚かで未熟なフィッシュ達は、食われることを恐れ、チャンスに反応できなくなり、やがてマーケットから去っていく。

いつの時代も、マーケットで生き残れるのは、強者のシャークだけだ。


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思い込み
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あなたが自分を平均的なFXトレーダーだと思っているのであれば、実際は平均未満である可能性が高い。今まで多くのコンサル生に出会ってきたが、彼らの多くは自分を過大評価し、他人の実力を過小評価する。これは人生のあらゆる分野で共通することだ。人は自分の欠点よりも他人の欠点に目が行くものだ。

コンサル生の中で、優れた勝ち組トレーダーとして活躍している人たちは、自分の実力を等身大に評価(むしろ過小評価)し、謙虚な姿勢を保っている。


前述したことの最終結論は、FXで勝ち組トレーダーになるためには、実際は平均よりもずっと上手くならなければならない、ということである。FXでは平均に達する努力では全く不十分だ。FXで金を儲けたいのであれば、マーケットで一番上手いトレーダーになるべく励まなければならない。

あ、一個書き忘れたことがある。

今日の話の内容は、あくまで期待値が高い売買ルールと、大局を見極める相場観があるってことが前提だ。おそらく1000人に一人しか理解できないだろう。

どんなに陳腐なものでもいい。売買ルールを構築し、どんな時でも何があっても最後まで売買ルールを徹底することができる者に向けて書いている。

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